【クリスマス商戦に備えよ!】クリスマスにせどりで稼ぐために必要な考え方

今年はコロナがあって、予想もしなかった出来事が沢山続きましたが、気が付けばもうすぐ年末です。なんやかんやで1年ってあっという間ですね。

 

今回の記事のテーマは、「クリスマス商戦」について。

 

1年間のなかで最も物販がしやすい時期とも言われるクリスマスの時期に、せどりで稼いでいくために必要な考え方や注意点を改めて解説していきます。

 

特に今年のクリスマスがせどりを開始して初めて迎えるクリスマスだ!という方は、参考にしてください。

 

クリスマスでせどりが盛り上がる理由

クリスマスが1年間で一番物販がしやすい時期と言いましたが、こんなデータがありました。

2019年の主要なイベントの経済効果↓

 

  • ハロウィン:約1,155億円
  • ホワイトデー:約490億円
  • バレンタインデー:約1,260億円

 

桁が大きすぎてこれだけでも「すごいなー」と思ってしまいますね。

 

では、本命クリスマスの経済効果はどうかというと、何と「約7,000億円」と言われています。

 

先程のイベントを全部足しても及ばない、ダントツの数字ですね。

 

もちろん、全てがせどりと関係するものではないですが、圧倒的にモノが売れやすい時期だ、ということはお分かりいただけたと思います。

 

クリスマスがせどりに向いている理由①「仕入れがお得に!」

これだけ多くのお金が動くということは、当然我々せどらーだけでなく、世界中の企業が、クリスマスのタイミングをめがけて、売上をあげようと考えます。

 

クーポンを発行したり、セールを開催したり、ポイント還元率をいつもより高くしたり、あの手この手を使って販促活動を行い、通常時よりも安い、底値に近い価格で売り出してきます。

 

せどり業界では、クリスマスの定番、トイザらスのクリスマスクーポンなんかは有名ですね。

 

Amazonや楽天市場などのオンラインショップも、様々な割引セールやポイント還元セールをうってきます。

 

なので、普段はあまり差額の出ない商品も、このタイミングで仕入れることができれば、いつも以上の利益を生み出すことができるのです。

 

クリスマスがせどりに向いている理由②「世間の財布の紐が緩む!」

ズバリ、世間の人の財布の紐がいつもより緩み、モノが売れやすくなります

 

これはわざわざ説明する必要もないかと思います。皆さん自身が、心当たりはありませんか?

 

12月後半は、クリスマスだけでなく、様々なイベントが目白押しです。

  • 冬休み
  • 冬のボーナス
  • 年末年始
  • バーゲンセール

 

想像するだけでもわくわくしてきますよね。

 

この時期は1年間で1番、人間の購買意欲が掻き立てられる時期なんです。

 

  • 大切な恋人へのプレゼントに
  • 子どもや孫へのプレゼントに
  • 1年間頑張った自分へのご褒美に

 

いつもなら踏みとどまることも

  • 「今日はいっか!」
  • 「クリスマスくらいは、ちょっとリッチしようか!」
  • 「1年に1回くらいは贅沢してもいいでしょ!」

と、財布のひもが緩み普段買わないものも買ってしまいます。

 

ということは、我々も目線から見ると、「普段売れないものも売れる可能性が上がる」ということです。

 

今まで音沙汰なかった商品が今日に売れたり、少し値段が高いものでも売れることがあります。

 

プレ値の商品も売れやすい!?

プレ値の商品とは、「定価以上の価格で販売されている商品」のことです。

 

人気商品で在庫が少なかったり、販売中止になってしまい今後再版されることのない商品だったり、需要と供給のバランスが需要に偏っている商品に、よくプレ値がついています。

 

クリスマスの代名詞クリスマスプレゼントで想像してみてください。

 

子どものために人気のおもちゃをプレゼントしてあげようと考えているお父さんがいたとします。

 

会社の帰りに近所のおもちゃ屋さんに行って買おうとしても、どこも売り切れ…

 

普段なら「どこも売り切れでなかったから、次入荷したら買ってやるからな!」

 

でいいですが、クリスマスの場合はそうはいきません。

 

12月25日の朝、子どもが目を覚ました時に、サンタさんからのプレゼントが届いていることに意味があるのです。

 

困ったお父さんサンタは、どうするか。

 

近くのおもちゃ屋がだめならネットで調べるでしょう。

 

そこで、目当てのおもちゃがようやく見つかりました。でも定価よりも高くなっている。

 

きっと心の優しいお父さんサンタは、多少高くても、子どものために購入ボタンを押すことでしょう。

 

これだけ見てると、なんだか悪いことをしている気もしてきますが、これは商売の鉄則。

 

ココは我慢。心を鬼にしましょうw

 

2020年のクリスマス特需のピークはいつ?具体的戦術について

では、我々せどらーにとってとても魅力的なクリスマス商戦、どう攻めていけば良いのか詳しく見ていきましょう。

 

クリスマス商戦!せどりのピークはいつ?

まずは、今年のクリスマス商戦のピークがいつごろになるのか予想しましょう。

 

もちろん、クリスマスイブが近づくにつれて売れていくことに間違いはありませんが、誤解しないようにお伝えしておきます。

 

12月に入ったからといって、いきなり飛ぶように商品が売れることはまずありません!

 

まずは、これを覚えておきましょう。

 

よーく思い出して下さい。

 

もちろん12月に入れば子供たちは、既にウキウキワクワクしているかもしれませんが、お父さんお母さんの勝負はココからです。

 

子どもが何が欲しいのか?をサンタクロースに代わって把握しなければいけないからです。

 

で、ここで少し問題になるのが、子どもの欲しいモノは変わる可能性がある!ということです。

 

12月1日からクリスマス当日まで、約1ヶ月あります。1ヶ月もあれば、欲しいものが変わる可能性は十分にあり得ます。

 

半年前から「今年のクリスマスは、スイッチをもらうんだ!」と言い続けている場合は別ですが、基本的には、クリスマスが近づいてきて、最終確認を行い、ようやく親は、プレゼントを買いに行けるのです。

 

2020年のクリスマス!お父さんの行動を予想してみよう!

2020年のお父さんの行動を想像してみましょう。

まずは、実店舗でプレゼントを買う場合。

お父さんは、こどもとの会話の中で、「サンタさんから何が欲しい?」とリサーチをかけ続け、ようやくプレゼント案が決まったとします。

 

今年のクリスマスは、12月25日(金)なので、直近の土日やもう1週前の土日に買い物に行くケースが多いだろうと推測できます。

 

今年でいうと、12、13日19、20日ですね。

 

このあたりの週末がおそらく実店舗、いわゆるおもちゃ屋さんがピークを迎えるだろうと考えられます。

 

せどらーのクリスマスピークは、この後!

一方、我々せどらーにとって大事なのは、この次の波です。

 

店舗で目当てのおもちゃを色々探してみたけど、人気過ぎて近くのおもちゃ屋さんにも家電量販店でも売っていない・・・そんなお父さんたちがとどりつくのが、ネットショップです。

 

12月21日(月)以降、店舗では購入できなかったけど、何としても手に入れたい人が、定価以上のプレ値になっている商品をネットで購入してくれる、という流れを予測することができますね。

 

今年は、もしかすると21日に購入して、発送が間に合わないかも!なんてことを避けるために、もう1週前の12月14日(月)以降から、動きが増えてくるかもしれないですね。

 

注意!損切りを早まるな!クリスマスせどりのピークを見極めろ

もちろん人によってばらつきがあるにせよ、大きな流れは先ほど説明した感じになると予測できます。

 

なので、今年せどりをはじめて初めてクリスマスを迎える方の中には、

 

「クリスマスのために、ゲームやおもちゃをたくさん仕入れたのに、12月になったのに全然売れない!?もっと値下げをしないといけないのか?!」

 

と焦ってしまう方がいるかも知れません。

 

でも、ちゃんとリサーチして商品を仕入れているのであれば、すぐに焦って損切りをする必要はありません。

 

クリスマス商戦のピークが来るまでに、十二分に準備をして来たる12月中旬に備えましょう!

 

せどり・クリスマス商戦の注意点

せどりにおいてクリスマスという時期は、1年間のなかでも有数の稼ぎ時です。

 

この日に備えてリサーチ・仕入れ・出品をすることはとても重要です。

 

でもいくつか注意してほしい点もあるので、最後にそれを紹介します。

 

【注意①】季節モノばかりを仕入れない!オールシーズン売れるものを!

クリスマスに向けて仕入れを強化することは悪いことではありませんが、いつも以上に調子に乗って仕入れすぎてしまうと、在庫を抱えることになりかねません。

 

特に冬物の衣類や家電関係は注意が必要です。

 

もちろん需要があるので仕入れていけない訳では全くありません。

 

ただ、過度な仕入れは要注意です。

 

万が一、売れ残ってしまった場合、次に売れる波が来るのは来年の冬です。

 

自宅から発送している場合は、在庫を保管するスペースも邪魔になりますし、FBAを利用している方も、保管料が無駄に1年分かかってしまいます。完全なる赤字一直線です。

 

冬物をクリスマスを過ぎてからも、しばらくは売れますが、実店舗もどんどん処分セールを行って、在庫処分のために値下げしてきますので、仕入れすぎ厳禁です。

 

おもちゃ・ゲームは、オールシーズンOK

一方、子どもへのプレゼントにあるおもちゃやゲームなんかは、もちろんクリスマスがよく売れることに間違いはありませんが、クリスマス以外でも、需要は常に一定数あります

 

もちろん、流行によって流行り廃りがあったり、新商品が続々と出ることはありますが、季節問わず売れているジャンルです。

 

例えば、子どもの誕生日なんかは365日100%ありますよね。

 

これが「クリスマスのせどりはおもちゃが良い」と言われている理由の一つですね。

 

【注意②】“自分の”財布の紐は、あくまでもいつも通りに!

先程、クリスマスを含む年末は、世間の財布の紐が緩くなりがちだと話しました。

 

もちろんプライベートは自由でいいですが、せどりの仕入れに関しては、あなたの財布の紐を緩めすぎないように、くれぐれも気を付けてください。

 

  • 「なんかセールになっているし、せっかくだから買っておこう!」
  • 「おもちゃは売れるだろうから、いつもはあまりやらない縦積みをやってみよう!」
  • 「今はやっているから、(例えば今の時期でいうと「鬼滅の刃」など)このシリーズものは何でも売れるだろう!」

 

と、明確な根拠がない状態「なんとなく」「〇〇だろう」と、雰囲気にのまれて仕入れてしまうのが一番危険です。

 

別にこれはクリスマスに限った話ではありませんが

  • 仕入れた商品をどの販路で売るのか?
  • 直近の売れ行きはどの程度で、どれくらいの販売個数が見込めるのか?
  • 仕入れ値に対して、いくらで販売するのか?
  • 万が一売れ残ってしまった場合の、在庫管理はどうするのか?

 

仕入れる前に考えるべきことは、山のようにあります。

 

クリスマス前だからといって、その場の勢い、流れで大量仕入れをするのではなく、あくまでも「いつも通りのリサーチ」「いつも通りの仕入れ」を意識して、計画的に仕入れていきましょう!

 

ライバルの動向もチェックして、経験値を積もう!

あとは、アドバイスの一つとして、このシンプルにモノがたくさん売れやすいシーズンに、せどりの経験をたくさん積むようにしましょう!

 

せどりは、頭の中や文字では理解していても、実際に動いてみて初めて理解できることもたくさんあります。

 

そして、最新情報を更新し続け、モノの流れをつかむことが、とても大切です。

 

例えば、同じ商品を販売しているライバルの状況を正しく、最新のものを知ることもとても大事です。

 

昨日はあなたが最低価格で販売していたとしても、1日たって相場が大きく変動し、ライバルのAさんが値下げをして販売している。

 

多少利益率が落ちたとしても確実に販売実績を重ねていて、自分のショップからは誰も買ってくれず、在庫だけがたまってしまい、いつのまにかピークが過ぎていた・・・なんてことは絶対避けなければいけません。

 

モノの流れがいつもより激しい時期だからこそ、様々な情報を張り巡らし、ライバルの動向(在庫数や値付けなど)をしっかりとリサーチし、それを自身の販売計画に落とし込む経験をたくさん積みましょう。

 

変な話、始めのこと頃は失敗することもあると思いますが、何もせずに、ボーっとして失敗するよりは、考えて自分なりの根拠をもって行動したうえでの失敗の方が、何倍も有意義です。次に生かせます。

 

この機会にあなたのせどりの感覚やリサーチスキルを、実体験から成長させましょう!

 

せどり・クリスマス商戦のまとめ【せどりブログ】

いかがでしたでしょうか。

 

クリスマスというイベントが、せどりをする者にとって、どれだけ重要なシーズンかお分かり頂けましたでしょうか。

 

これはせどり経験者もせどりを始めて間もない方も同様です。

 

きちんとリサーチをして、ライバルの動向を見極め、販売実績・経験をたくさん積む。

 

順調にいけば、「売上」「経験」という大きなクリスマスプレゼントをもらうことができるでしょう!

 

12月はプライベートも忙しい時期ではありますが、本気でせどりをする人間としては、グッと歯を食いしばって、大きな利益をあげるため、大きな損失を出さないために、確実に戦略的に進めていきましょう!

 

クリスマス前に少しでも参考にして頂ければ幸いです。

 

公私ともに充実したクリスマスを過ごせることを願っています。

 

では。